雪冷房とは?その仕組みって?洞爺湖サミットで世界が注目!安塚中学校やローソンとの関係って何?

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雪だるま

雪冷房が最近になって、
また注目度が
急上昇していますね。

そもそも雪冷房とは、
その仕組とは、
知らないことが多いですね。

 

そんな雪冷房システムですが、
実は洞爺湖サミットで世界に注目されていたんだとか。

当時日本では余り話題にならなかったのですが、
ここ最近、また注目度が上がっているということで調べてみました。

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そもそも雪冷房システムって何なの?

 

雪冷房システムとは、
冬の間にできた雪や氷を移動させ、
夏の間でも食べ物を冷やせるようにする仕組みなんですね。

仕組み自体は昔から存在していて、
「氷室」という名前が付けられていました。

 

ちなみに、夏でも比較的涼しい場所と言うのは、
洞窟や地下などですね。

夏に洞窟に行ったことがある人はわかるかと思いますが、
外は暑くても、中は結構ひんやりしていますよね。

洞窟

 

そして、気になるのが、
雪冷房システムの仕組みですよね。

そもそも、雪冷房システムには、
「全空気循環式」「冷水循環式」という2つの仕組みが有ります。

どちらも、雪をためておくための貯雪槽が必要になります。

 

全空気循環式は、
貯雪槽内の雪で冷やされた空気をそのまま部屋に送り込み、
室内の熱い空気を貯雪槽に送り込む仕組みなんですね。

仕組みは簡単なのですが、
冷房をかけている部屋の空気が全て貯雪槽内に集まってしまうため、
ホールなど広い空間を一気に冷やすのに向いているようです。

 

そして、冷水循環式は、
室内の空気と雪を溶かした冷水を
熱交換器で触れさせることで、空気の熱を奪って冷やす仕組みなんですね。

こちらは、空気を通すパイプを分ければ、
複数の部屋の空気をそれぞれごと冷やせるので、
マンションなど個別の部屋で空調を利用する場合に向いているようです。

 

 

注目された2008年の洞爺湖サミットでは、
各国マスメディアの取材拠点となる
「国際メディアセンター」というところに設置されていたんですね。

その雪の量はなんと7000トンだったそうで、
5月末頃から段階的に稼動させ、会期終了までの期間で、
なんと110トンのCO2削減効果があったそうです。

 

サミットに参加した各国の関心も高かったようで、
フランスの政府関係者らも視察に訪れたんだとか。

ヨーロッパも雪が多い地域なので、
有効活用できると踏んだのでしょうね。

ちなみに、採用されていた仕組みは全空気循環式のようです。

除雪車

 

ところで、調べていて気になったのは、
「安塚中学校」「ローソン」という検索ワードでした。

 

まず安塚中学校ですが、
こちらは新潟県上越市にある中学校とのこと。

こちらはなんと中学校に雪冷房システムが導入されいてるんですね。

新潟といえば、
日本でも有数の豪雪地帯と言われていますから、
冬の間にいくらでも雪をためておけそうですね(笑)

 

全国で約140カ所ある雪冷房システムのうち、
上越市にはなんと、15カ所もあるんだそうです。

その内公共施設がこちら。

農産物集出荷貯蔵施設「樽田の雪室」
雪だるま物産館
雪のまちみらい館
高齢者活動促進施設「ほのぼの荘」
在宅複合型施設「やすらぎ荘」
安塚小学校
雪むろそば屋「小さな空」
安塚中学校
キューピットバレイ センターハウスレストラン
ふれあい昆虫館

どうしてこんなにあるのかというと
そもそもこの雪冷房システムの原点というのが、
約20年ほど前の当時の安塚町長だったからなんですね。

その言葉というのが、
「冬の間に貯めた雪を使って、夏の冷房ができないか?」だったそうです。

 

そのままだと単なる発想で終わってしまいますよね。

しかし、ここである方に相談をしたんだとのこと。

それが、媚山政良さんという方で、
雪利用の第一人者で、室蘭工業大助教授だった方なんだそうです。

 

そうして完成をしたのが、
上にも書いた「雪のまちみらい館」なんだとか。

「雪のまちみらい館」を足掛かりとして、
検索ワードにも出ていた安塚中学校などにも
設置がされていったということのようですね。

 

 

そして、もう一つがローソンですが、
こちらも雪冷房システムを導入した店舗を作ったんだそうです。

その店舗と言うのは、秋田県由利本荘市とのことで、
2013年11月1日ににオープンしたんだそうです。

結構最近ですね(笑)

 

ちなみに、雪冷房システムだけでなく、
太陽熱で温めた温水を使った床暖房設備なども導入しており、
2010年度に比べて年間の電気使用量がの約半分に削減する予定だとのこと。

 

ただ、貯雪庫の設置などに費用がかかったため、
由利本荘は店舗の設備投資額が通常の2倍もかかっているそうです。

とはいえ、年間の電気使用量が半分に抑えられるということなので、
長期的にはお得になる可能性が高いですよね。

雪景色

雪1トンのエネルギーは、
原油10リットル分のエネルギーと同じくらいということで、
資源が少ない日本においては今後もっと活躍するかもしれません。

またエアコンの冷房と比べると、
電気料金が10分の1にまで削減できるそうなので、
経済的にも文句はないでしょう。

 

個人では厳しいですが、
ローソンなどの民間企業が取り入れ始めたということは、
それなりに効果が期待できそうですね。

雪冷房システムの今後が楽しみですね。

 
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2013年11月15日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:雑学ニュース

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